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不朽の名作![新訳]ジキル博士とハイド氏|あらすじ感想ネタバレなし

[新訳]ジキル博士とハイド氏表紙

作品情報

作者ロバート・L・スティーヴンソン
訳者田内志文(たうちしもん)
レビュー 5.0
発行日2017/4/25(原作の初版は1886年)
総ページ数141
映像化映画/舞台/コミックなど多数
ふるかわ

抑圧された上流階級紳士の内なる悪魔が暴れ出す!
霧の都が舞台のゴシックサイコホラー。

(本ページはプロモーションが含まれています)

【[新訳]ジキル博士とハイド氏】作者紹介

ロバート・L・スティーヴンソン(英 Robert Louis Stevenson 1850-1894)
弁護士資格を持つ小説家。生まれつき病弱。療養も兼ねて各地を転々とし、最期を家族で移り住んだサモア島で迎えた。

代表作…「宝島」(1883)、短編集「新アラビア夜話」(1882)

【[新訳]ジキル博士とハイド氏】あらすじ

19世紀のロンドン― 弁護士のアタスンは友人のジキル博士から突然、遺言状の管理を依頼される。
遺言状はジキルが死亡または失踪した場合に「ハイド」という男にジキルの財産を譲ると記されていた。
長年、ジキルとつきあいがあるアタスンだがハイドという名は聞いたことがない。
また、ジキルは裕福な生まれで勤勉、慈善事業にも力を入れる非の打ち所のない男だ。
弱みがあるとは考えにくいが、ハイドという人物にゆすられているのならば、救い出したい。

調査を進めるとハイドは佇まいだけで人に恐怖を覚えさせるような人物で、
頻繁にジキル宅を出入りしており、最近では街で揉め事を起こしていた。

友人の身に危険が迫っていることは感じるが、確信に到達できないアタスン。
そして、とうとう悲劇の日は訪れ、同時に信じがたい事実が明るみになる。

不朽の名作!【[新訳]ジキル博士とハイド氏】感想ネタバレなし

今もなお色あせることのない怪奇小説の傑作!!(ババーン!)

っと、昔から紹介されていたんでしょうけど、本当に、まごうことなき大傑作でした!
さすがに有名だから、外からの情報でどんな話か、概要は知っていましたが
ジキルの悩みと症状が一言で語れるほど単純ではなく、その複雑さと深刻さに驚かされます。
欲望に屈した人間を見て、自然と自分を顧みる。
自分の悪を制御できなくなった時を想像して怖かった。考えさせられる作品。

ミステリーとしてもスリリングで上質。
真実が明かされていく過程は恐怖と共に、秘められた謎がついに解かれる!という爽快感もあり大変楽しめました。

【[新訳]ジキル博士とハイド氏】は読みやすい

怖すぎるのは苦手

ふるかわ

急に驚かせてくるような過激な描写やグロ表現はないです。

 

読みにくい作品はイヤ

ふるかわ

ストーリーは読みやすく、141ページの中編小説
登場人物も少人数でシンプル。

 

有名な作品を読んでみたい!

ふるかわ

1886年の初刊行から人気が途切れない有名作品です!

著:スティーヴンソン, 著:田内 志文
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「ジキル博士とハイド氏」は、本の朗読音声を提供しているAmazonのサービス
Audible(オーディブル)に収録されています。

※Audible収録作は「佐々木直次郎」訳、タイトルは「ジキル博士とハイド氏の怪事件」となり
日本語訳の文章が若干異なります。

初めて利用される方は無料で聴けますのでどうぞ。

不朽の名作をお楽しみください!

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