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粘膜人間|あらすじと感想ネタバレなし

作品情報

作者飴村行
レビュー 3.0
発行日2008/10/25
総ページ数246
受賞歴第15回日本ホラー小説大賞長編賞受賞
ふるかわ

戦時下の日本を舞台に
様々な方法での人体破壊が繰り広げられる。
タブーなしのバイオレンススプラッタ―ホラー!

(本ページはプロモーションが含まれています)

【粘膜人間】あらすじ

  1. 殺戮遊戯…兄2人が残酷で狂暴な義弟の殺害を河童に依頼する。
  2. 虐殺幻視…清美は兵役忌避者の兄の居所を吐かせようとする兵士に壮絶な拷問を受ける。
  3. 怪童咆哮…脳の半分と記憶をなくした少年が河童と共に記憶を取り戻すため奔走する。

【粘膜人間】感想|ネタバレなし

命をかけて義弟に立ち向かう話なのですが感情移入するようなキャラがいないため
誰が死んでも憐憫の情が湧きません。暴力シーンを見世物として鑑賞する感覚です。

まき散らされた体中の液が霧散し腐敗していく臭気が常に鼻孔を刺激するような世界。
私はちょっと苦手だった。

ストーリー展開がやや緩慢なのも疲労を蓄積させる。

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