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七つの怖い扉|あらすじと感想ネタバレなし

作品情報

作者
レビュー3.0
発行日1998/10/25
総ページ数211
ふるかわ

各作家さんがどんなお話を書くのかな?
と手探り中の私にとっては参考になった一冊。
時代は違えども各話日本を舞台にしたお話。

(本ページはプロモーションが含まれています)

【七つの怖い扉】あらすじ

  1. 迷路[阿刀田高]
     …少年は雪遊びをしていただけ。少女に危害を加える気もなく
      取り返しのつかない結果が待つことなど想像もしていなかった。(ミステリー)
  2. 布団部屋[宮部みゆき]
     …主人公の少女は奉公先で、普段は使われていない「布団部屋」で一夜を明かすよう指示される。(怪異 姉妹の愛)
  3. 母の死んだ家[高橋克彦]
     …帰路を急ぎ車を走らせる主人公の作家と編集者。近道をしようと入り込んだ山道は途中、岩で塞がれていた。
      偶然、近くに作家の別荘があり夜明けまで避難しようと向かうがその別荘は母が自死した現場でもあった。(霊)
  4. 夕がすみ[乃南アサ]
     …主人公の家族は美しい少女「かすみ」を引き取ることとなる。
      かわいい妹ができたと喜ぶ主人公だが家族はかすみの存在に違和感を覚え始め…
  5. 空に浮かぶ棺[鈴木光司]
     …暗闇で目覚めた女は身動きが取れない狭い空間に閉じ込められていた。
      下着は脱がされ、闇に慣れた目は自身の膨れた腹を映していた…っ!?(呪い)
  6. 安義橋の鬼、人を噉らふ語[夢枕獏]
     …安義橋には人をたぶらかし襲う鬼が出るという
     「鬼など出るものか」強がる男は一人、夜の安義橋に向かう。(怪異)
  7. 康平の背中[小池真理子]
     …料亭の一室。老齢の男に言い寄られた女の頭には
      かつての恋人「康平」との思い出がよぎった。(怪異)

【七つの怖い扉】感想|ネタバレなし

1つ目の「迷路」がネット上の書き込みですでに見たことのある話だったのが残念。
ただ、大好きな話だし、所見の人は「あっ」と驚くラストを楽しめるかと。

全体的にも満足に近い読後感。


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