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怪談のテープ起こし|あらすじと感想ネタバレなし

作品情報

作者三津田信三
レビュー4.0
発行日2016/07/30
総ページ数280
ふるかわ

「小説すばる」に連載した短編6話と共に
連載の間に担当編集者が遭遇した怪異についても
加筆しまとめたもの。
どこまで好奇心に身を任せてもよいか…
真剣に考えさせられる1冊。

(本ページはプロモーションが含まれています)

【怪談のテープ起こし】あらすじ

序章
  1. 死人のテープ起こし…自殺の様子を録音したテープの話
  2. 留守番の夜…女子大生が高額の報酬につられ一晩、豪邸で留守番のバイトをする。
幕間(一)

3.集まった四人…共通の知人を介し集合した4人が登山に出発
4.屍と寝るな…入院中の老人のうわごとを集約した話

幕間(二)

5.黄雨女…サトルの前にだけ現れる奇妙な女
6.すれちがうもの…通勤で利用する電車近くで見かけた黒い人
   不気味だが実害もないため誰にも相談できずにいると…っ!?

終章

【怪談のテープ起こし】感想|ネタバレなし

実体験をもとに書いたホラーでこんなに面白いものがあるなんてっ!?
と大変興奮いたしました。
出来事自体も興味深く、話として面白いのですが
日常から怪異に接触する経緯を見ると
これ、自分がいつ被害者になってもおかしくないって思って血の気が引きます。
1.2.4.の話が大好き。6.は道や建物の説明が多く疲弊してしまいました。

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