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クリムゾンの迷宮|あらすじと感想ネタバレなし

作品情報

作者貴志祐介
レビューレビュー5.0
発行日1999/04/10
総ページ数294
ふるかわ

底辺の人間たちが参加するサバイバルゲーム。
極限の状況下で理性ぶっ飛びモンスターと化した彼らをかわし
ゲームクリアを目指せ!
大自然を舞台に、化かし合い、殺し
なんでもありの戦いが始まる。

【クリムゾンの迷宮】あらすじ

日本にいた藤木芳彦(40)が長い眠りから覚め目の当たりにしたのは
深紅色(クリムゾン)の砂岩地帯が広がる光景であった。

多重債務者、ギャンブラー、出稼ぎ労働者…
賞金目当てに集まった9人の社会不適合者たちの
生死をかけたサバイバルゲームが今始まる。

【クリムゾンの迷宮】感想|ネタバレなし

藤木は小さな手がかりからでも鋭い洞察と推理を展開します。
併せてゲームの進行状況の説明にも文字数が割かれますので
(個人的に好きな)人間同士の罵りあいや
あらわになる狂暴性については掘り下げず軽めに書かれている印象です。

ですが、ゲームはダレない仕掛けが施してあり終始、ワクワクできました。

彼らがさまよう環境は昼は灼熱で過酷ですが
夜は満点のきれいな星空を眺められるし
草木が茂るところでは食料となる動植物もおり
学習したサバイバル術で狩猟してる様子も楽しめます。

本書「クリムゾンの迷宮」は本の朗読音声を提供している
AmazonのサービスAudible(オーディブル)に収録されています。

初めて利用される方は無料で聴けます。>> 【簡単3ステップ】Audible(オーディブル)登録方法を徹底解説

狂暴かつスリリングなサバイバルゲームをぜひお楽しみください。

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