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残虐記|あらすじと感想ネタバレなし

作品情報

作者桐野夏生
レビューレビュー 3.6
発行日2004/02/25
総ページ数221
ふるかわ

誘拐監禁という異様な経験が少女にもたらした心理的影響と
解放後も好奇の目にさらされ続ける救いのなさを綴る
人間の欲望と心の闇を掘り下げた物語。

(本ページはプロモーションが含まれています)

【残虐記】あらすじ

小学生の時に誘拐、監禁された過去を持つ作家「小海鳴海」のもとに
一通の手紙が届く。差出人は小海を誘拐し20年の服役を終え出所した「安倍川健治」。

手紙の到着からほどなくして小海は失踪する。
事件の検証と考察を記したという「残虐記」を残して…。

【残虐記】感想|ネタバレなし

不潔な監禁場所、粗末な食事、誘拐犯の男の行動が
赤裸々に描かれているところがショッキングで刺激はありました。

ミステリー要素もあって面白いし
読み終わった後に「えっ!?どういうこと?」と
読みなおして確かめたいこともあったのですが
いかんせん、汚いので再読は留まりました。

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