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恒川光太郎「夜市」あらすじと感想ネタバレなし【名作】

作品情報

作者恒川光太郎
レビュー4.5
発行日2005/10/30
総ページ数174
受賞歴第12回日本ホラー小説大賞受賞
ふるかわ

涼しい夜風に撫でられるような心地よさを感じる作品。
和風ファンタジーホラー。

(本ページはプロモーションが含まれています)

恒川光太郎「夜市」2作品収録|あらすじ

恒川光太郎の「夜市」には、下記2作品が収録されています。

夜市【2作品収録】
  • 夜市
  • 風の古道
  1. 夜市
     …学校コウモリが夜市の開催を告げる。
     大学生の「いずみ」は高校時代の同級生「裕司」に誘われ夜市に向かう。
     裕司は子供のころに訪れた夜市で野球の才能と引き替えに売った「弟」を買い戻したいというが…。
  2. 風の古道
     …夏休みのある日、小学生の主人公が同級生のカズキと共に不思議な「古道」に足を踏み入れる…
     自分たちの住む世界とどこかが少し違う古道に不安と好奇心を抱きながら探検を楽しむ二人だが
     後に、思いもしない悲劇が降りかかる。

恒川光太郎「夜市」感想|ネタバレなし【名作】

「夜市」は登場する物の怪の容貌や取扱商品を思い浮かべるのが楽しい作品でした。
きれいで、そして悲しい物語です。

しかし、個人的には刺激がもっと欲しいなと思っていたところ
「風の古道」が十分すぎる程、欲求を満たしてくれました。

「風の古道」は”ストーリー””世界観””謎解き””スリル”共に
満足度の高い作品
です。

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